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    2008年04月17日

    ●Last BibleⅢ  第1回

     先日、例の放送の中で口にした女神転生の外伝シリーズ、ラストバイブルシリーズ。
     その最後の作品となったSFC作品、LastBibleⅢが無性にやりたくなったので、しばらくこのブログはラストバイブルのブログになります(何


     えー?アップデートー?公式リニューアルぅ?
     狐で見れない公式なんて知るかボケ。
     狐どころかIEでも検索がうまく機能しないとかwww
     いったい何に最適化して作ったんだよ・・・

     がらりと雰囲気が変わったって言うか、よくあるMMORPGの公式ちっくになったというか、個人的には、以前のやさしい感じを与えてくれるデザインの方が「mabinogi」らしさが出てて好きだったなぁ。ていうか、ヘッダー画像がいかにもあり大抵なファンタジー系RPGちっくなのは、正直「だっせー」という感想しか出てこなかった。オレとデザインセンスはどっこいくらいなんじゃねえのw(←言いすぎ

     見慣れるまでは、きっと多くの人が文句言うだろうけど、時がたちゃきっと緩和されるだろう。

     でも、複数ブラウザ対応くらいはやってくれ。俺みたいな素人のサイトじゃないんだからさ。

     まー、オレは自分の心に正直に生きるのがモットーなんだ。
     1日1時間弱くらいのプレイ時間はしばらくラストバイブルに使わせてもらう。
     オレという人間は1年に3,4度こんな突発的に懐かしいものをやりたくなる症候群にかかるのだ。

     しかし、アップデート前から不具合とはさすがネクソンさん。あんまり気を張らんで適度に頑張ってくださいな。
     

     さて、じゃあ話を元に戻して・・・


     とりあえずレトロ、しかも超マイナー作品なのでゲームの説明から。

     ラストバイブルは、アトラスが誇るロングセラーシリーズ、女神転生の外伝作として誕生したシリーズ。
     1・2はまんま女神転生外伝というタイトルが冠せられたが、SFC版として低年齢層まで視野に入れた最終作である3のタイトルには女神転生の文字はない。また、キャラクターも低年齢層を意識して多少デフォルメされており、ファンタジーな世界観で、本家女神転生シリーズよりはかなりとっつきやすい。この路線は後のデビルチルドレンシリーズの基盤になった。

     もっとも・・・絵柄だけでこれっぽっちも内容は低年齢層向けではなかった。

     というのも、人が死ぬのはまあいいとしても、死に際が悲壮なケースが多く、平和的な前半の展開から、一気に中盤以降ストーリーはダークに。
     出るたびに人が死ぬソウルイーター・バニパルと、そして中盤のズールの恐怖は、当時小1だった弟が素で怖がって泣きそうになったほどである。
     大切な仲間が死ぬ。仲間ってわけでもないがすごく良い連中も死ぬ。主人公の両親も死ぬ。しまいにゃ主人公も死ぬ。

     だが、それに伴うストーリー中盤のドラマはとにかく引き付けられるものがある。
     ソウルイーターから主人公たちを守るため、勝てないとわかっていながら立ち向かうキャルル先生やオークたち、ちびドラとドゥー、大切なものを目の前で失うお笑い担当ヨナタンの精神的成長、ラスボスの背負ったもの。
     また、ファンタジーな世界観であるが、エネルギー問題による戦争や、少数の犠牲の上に大多数を救う政治・正義のあり方、などなど、取り扱っている内容はとんでもなく生々しい。

     おい、本当に低年齢層まで視野に入れたのか?と疑いたくなる内容である。

     とはいえ、濃厚なストーリーを織りなす作品は、当時のSFCの容量から見れば、その内容はかなりのハイボリュームで、伏線が初期から(というかオープニングからしてラストの展開への複線である)多数ちりばめられていたり、行動の自由度が広がる中盤以降は各地のサブイベントが豊富に用意されているし、名もないNPCの会話も時間経過でしっかり変わったり、立ち寄るタイミングによって見れるイベントも僅かだが存在し、是非2周はしたいRPGである。
     シーン単位で見れば、胸にくるものや鳥肌もののセリフも多い。
     というか久々にやったら、オープニングの

     「だけど・・・他の誰よりも真剣に生きてきた」

     とか、もうこの段階で俺としてはやばかった。

     しかし、本当に容量はパンパンであり、多数のイベントやアイテム、仲魔が削られたであろうことはゲーム内の各所で見ることができる。


     また、この作品は音楽が秀逸なことでも評価が高い。フィールド音楽、戦闘曲(旧作のアレンジ)、ラスボス戦は個人的にはかなりツボだ。惜しむらくはサントラが発売されていないことである。

     宣伝が当時のゲーム雑誌でもほとんどされず、攻略本もVジャンプ監修ものだったりしたせいか、とにかく知名度が絶望的に低い。ロムカセット自体は今なら楽に手に入れられるが、SFC末期では中古を探すのが大変だったころもあった。
     (この作品が発売されたのは丁度SFCの旧約・女神転生の発売ごろであり、既存女神転生ファンですら未プレイの人間は多い。ちなみにおいらは発売日に店頭に「入荷されていない」ため入手できなかった記憶がある)

     と、ここまでベタ褒めなわけだが、もちろん少々いただけないことも多い。

     昨年になって、ニコニコ動画の影響で活発化した2chレトロゲー板にて再評価されている動きもあるが、やはりそもそもの絶望的な知名度の低さのためこれ以上の評価は得られないと思われる。

     余談だが、同様にGBからSFCに足を伸ばしたシリーズとして、和風RPGのONIシリーズ(SFC2作)、当時としては珍しかった女性キャラが主人公のアレサシリーズ(SFC2作+外伝1作)があるが、これらも見事にSFCで散っている。
     ONIシリーズはPSで零、DSで百花繚乱が出ているが、これは一部にオレのような熱狂的ファンがいるおかげであって相変わらず知名度は低い。零~復活~も本来は2部作の1作目であり、そのエンディングでは零~流転~の存在が明記されているが、残念ながら大人の事情により現在も発売の目途は立っていない。(ただし、シリーズの親である某氏はファンの期待に応えるため頑張っているとブログでは告知しており、そのための布石として出したのが百花繚乱である)
     GB時代では、これら2シリーズにSa・Gaシリーズを加え、GB3大RPGと称する方も多いが、生き残れたのは当時SFCで一大旋風を巻き起こしたRPGジャンルのカリスマ的存在であり、いち早くシリーズのプラットフォームを移したスクウェアのSa・Gaだけであることを考えると、これらGB出身のRPGのネームバリューが、いかに据え置き型ゲーマーに低く、メーカーの出遅れで埋没していったかが伺える。(GBはこの後、ポケモンの空前絶後の大ヒットによってふたたび日の目を見ることになり、98年にGBCが出るが、その頃にGBに残っていたものはいない。もっとも、GBC版ラストバイブルⅠは出てたりするんだが)
     なお、アレサシリーズに至っては、製作元のやのまんが既に事業から撤退しているため、シリーズ復活の見込みは限りなく0である。SFCのアレサは・・・すげえ名作なのだが、やはり知名度の低さにより埋没した。


     話を元に戻して、本作だが、まず誰もが挙げるのがエンカウント率の高さ。ちょっと進むとすぐ出てくる敵によりストレスがたまりやすい。もちろん、女神転生シリーズの流れをくんでいるので仲魔にいる悪魔との会話でスムーズに戦闘を終了させることもできるのだが、とにかくエンカウント自体が高すぎてまるで緩和されない。結局エンカウントを抑制するエストマに頼る人間は多い。
     しかも、ボスが基本的に弱い(一部にバランスブレイカー並の凶悪な敵もいる。前述のズールがそれ)。オート戦闘で攻撃してるだけで倒せたりする。
     また、補助魔法や回復魔法に対して、当時の女神転生しかりで攻撃魔法がびっくりするぐらい役に立たない。特に主人公やヒロインの魔法は消費を自分で設定して、その消費に応じて威力が上がる特徴的なものなのだが、消費対効率が悪すぎるため、多くの場合全MPを消費しての1発技として使われる。
     そのくせ、固定でもない仲魔の専用のスキルが非常に強力だったり、ヒロインの特徴的なスキルも、最後に習得する固定消費スキルの方が100倍は役に立つあたりからしてもう少しバランスを整えられなかったのかと惜しまれる。
     そしてエンカウント、ないし戦闘を回避しすぎて低レベルのまま進めると(低レベルでも進めちゃうからってせいもあるが)、最後の最後で、それまでのボスとは比べ物にならない破格の強さのラスボスに泣きを見るのである。もっとも、いかにもラスボスらしくてこれはこれで個人的には評価は高い。

     やはりメガテンらしく、ステータスは振り分け性(Lv1につき1ポイント)なのだが、ステータスに対する能力の効果が見た目ではっきりと表れないのでわかりずらい。
     重要人物がどこにでもいる汎用型のNPCグラフィック。しかも、主人公の弟の彼女でもって、一国の王になったりする少女も汎用グラであったりする。
     容量不足のため敵の名前がナンバーだったり、そもそも設定だけはあるのにどこにも出てこないとか、数値のオーバーフロウ現象などのバグ、Lvは上がりにくい、人間キャラがヘナチョコ、ラストメンバーの入れ替え不可能どころか、メンバー決定後それ以外のキャラは、エンディングまで2度と会えない(設定では世界各地に散らばって戦っている)など、少々荒い作りなっている。

     極め付けなのは、発売直前に低年齢層まで対応層を広げるよう仕向けるためか、当初の主人公たちの年齢が設定が15歳だったのを、設定だけ12歳にしてしまったことである。
     当然ゲーム内の内容(セリフなど含む)まで変更することができず、このため、それはもう12歳とは思えないマセガキどもに仕上がっていたりする(特にヒロイン)。

     などなど、総合的な評価はやはりお世辞にも高くはならないと思う。名作ではあると思うがね。


     それでもこのゲームを俺が好きなのは、前述のストーリー展開と、

     リンクル姉さん

     この2点である。
     どうでもいいことだが、オレ様的ランキング、レトロゲームRPG主要メンバー女性部門において、リンクルは第2位にランクインしている。なお、1位はブレス・オブ・ファイア2のニーナ、3位聖剣3のリース、4位バハムートラグーンのフレデリカ、5位ONI2の秘女である。
     主人公の父親らが15年前の戦争末期に活躍した部隊の仲間であり、戦争終結後も戦争孤児の面倒を見たりしていた。外見はそうでもないが典型的な姐御肌の女性である。
     その容姿は低年齢層向けなのか怪しくなるくらいエロイ。オレがおっぱい星人になってしまった理由の3割はこのリンクルのせいだと思う。ただし年齢については考えてはいけない。若さの秘訣はガイア(いわゆる魔法の力みたいなもの)だそうである。
     なお、前述のVジャンプの攻略本で描かれる立ち絵はプレミアものである。このためだけに現在入手困難な攻略本を手に入れようとする者は後を絶たない(かどうかは知らん)。最終メンバーの候補であるが、まったく役に立たない割に選ぶ人間は多い点でその人気の高さがうかがえる。
     なお、ラストバイブル3においては、正ヒロインのモチョワ、リンクル、キャルル先生を支持する3派閥が抗争を繰り広げている。

     さらに余談だが、女性悪魔のエロさは、今作ったら間違いなくどっかの団体の審査にひっかかるレベルである。お胸の中心点あたりは★マークもつかず、髪で隠すこともなく出ていたりする。いやまあ、んなこといったら旧時代のメガテンやら桃太郎シリーズの女湯はのきなみすごいことになってるのだけど、当作品の場合いわゆるデフォルメ効果による萌え系エロであるから始末が悪い。

     シリーズとしては新作が出ることは絶望的だが、シリーズの最後を飾るにふさわしい良作ではある。
    (もっとも昨年になって携帯ゲームで新約ラストバイブルが出ちゃったりしたが、最初の方に書いたとおり、シリーズの後釜にはデビチルがあり、再びコンシューマーでの復活は考えにくいだろう)

     とまあ・・・やたら長くなったので、プレイ日記は明日からってことで・・・

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